2017年8月の『住宅ローン金利』と『今後の金利予測』

2017年8月の住宅ローン金利

2017年8月の住宅ローン金利動向

2017年8月の住宅ローン金利は、人気の10年固定型にも動きあり!

6月に米国が利上げしたことが、ここにきて影響したのでしょうか?多くの銀行が、金利引き上げの発表しています。

では、8月の金利の動きをみていきましょう。

じぶん銀行 動金利は据え置き、10年〜35年の固定金利はすべて引き上げへ
住信SBIネット銀行 15年固定金利が0.04%の引き上げ、変動金利と15年固定を除いたすべての固定金利は据え置き
三菱UFJ銀行 10年固定金利を0.10%引き上げて0.80%へ
新生銀行 変動金利と1〜15年固定金利は据え置き、20〜35年固定金利は0.05%引き上げへ
三井住友銀行 10年固定金利を0.05%引き上げて1.10%へ。2〜5年固定と変動金利は据え置き
ソニー銀行 2〜20年超までに固定金利、すべてにおいて引き上げ。変動金利は据え置き

住宅ローン今後の展望

※以下はライターの独自見解です。

「今後の住宅ローンの金利は大きく上がるの?下がるの?」
「今くらいの住宅ローン金利は、まだまだ続くのかな?」

世界経済の動きが、日本経済に与える影響はたくさんあります。
住宅ローン金利も、その影響をうけるもののひとつではないでしょうか。

今回は、日本経済と世界経済、それぞれの視点から、住宅ローンの今後を予測してみたいと思います。

今後の見通し

今後の住宅ローン金利は、かなり小幅で推移していくのではないか、というのが私の見通しです。

なぜかというと、住宅ローンは金額が大きい分、金利の上がり下がりが支払いに直結します。
そのため大きく金利が上がれば、利用者の支払いが困難になり、貸し付けしている金融機関もダメージを受けかねません。

また、現在の日本は賃金が上がりにくい状況がつづいています。

このような状況で住宅ローン金利を大きく引き上げるのは、借りる側・貸す側の双方にリスクがともなうでしょう。

それゆえ、今後の住宅ローン金利に大きな利上げはなく、小刻みな動きになると思われます。

これらの予測の根拠について、つぎの項目で詳しくお話ししていきましょう。

日本経済の視点から

7月20日、日銀は物価上昇率2%を先送りすると決定しました。

黒田日銀総裁が就任した直後の会見では「2%の物価上昇目標を2年程度を念頭にできるだけ早期に実現する」と語っていました。

しかし、就任して4年が経過した現在、物価上昇率2%は先送りされ続けています。

6回目の先送りとなった今回は、これまでの「2018年度ごろ」から「2019年度ごろ」へ先送りすることとなりました。

では、なぜ日本の物価はなかなか上がらないのでしょうか?
その原因は、企業側の賃金や商品の価格設定を抑えたい、という考えによるものと思われます。

なぜならここ数年、企業の好決算や最高益の発表がある一方で、企業は賃金や価格設定の大きく上げることに慎重な傾向が続いているからです。

さらに、政府が行った企業への賃上げ要求も、成果は出ませんでした。

ここからも、いかに企業側が慎重であるかがうかがえます。

このような日本経済の流れをみると、

企業の慎重さは、まだまだ続く

賃金アップはきびしい

住宅ローン金利をあげると利用者の支払い負担が増し、銀行側も回収できなくなるリスクが上がる

回収リスクを減らしたい銀行は、大きくに金利を上げられないので、小さく推移していく

といった金利の流れが、しばらくは続くと考えられるのです。

世界経済の視点から

アメリカの個人消費や設備投資が増えたことにより、世界をけん引するアメリカの経済成長はいいようにも思えます。

しかし、今後は個人消費が悪くなっていくかもしれません。

その理由は、アメリカも日本と同じように、なかなか賃金が上がらないという問題を抱えているからです。

ただ、トランプ氏は経営者の視点で政策をとらえるところがあるため、インフラ投資の伸びかたによっては経済の活性化へとつなげていけるのかもしれません。

なにかと言動が話題となるトランプ氏ですが、これからがトランプ政権の腕の見せどころとなりそうですね。

年内まであと2回の利上げをアメリカがおこなうのかどうか?

しかし、これも個人消費が伸び悩めば、たとえ利上げをしても、利上げ幅はとても小さいのではないでしょうか。

まとめ

世界経済がよくなれば、輸出国でもある日本への追い風となり、景気が上向くかもしれません。

しかし、景気が上向いても賃金のアップがともなわなければ、消費アップにもつながりません。

ここ数年、日本は海外からの観光客による消費にも支えられています。

もし、海外からの観光客が減ってしまったら、消費は冷え込むかもしれません。

ようするに、今の日本は金利を大幅にあげられるほど安定した消費ではないように思えます。

つまり、現在の住宅ローン金利はとても低く、まだまだ底値圏内だと思います

借り換えをするには、まだよい時期の中にあるといえるのではないでしょうか。

2017年8月最新金利

※ 住宅ローン借換え時の金利を表示しています。

銀行名 変動金利 2年固定 3年固定 5年固定 7年固定 10年固定 15年固定 20年固定 30年固定 35年固定
じぶん銀行 0.497% 0.410% 0.510% 0.530% なし 0.590% 1.223% 1.323% 2.080% 2.200%
住信SBIネット銀行 0.444% 0.350% 0.450% 0.470% 0.640% 0.660% 0.960% 1.010% 1.230% 1.310%
三菱東京UFJ銀行 0.580% なし 0.550% なし なし 0.800% なし なし なし なし
りそな銀行 0.595% 1.000% 1.000% 1.000% 1.050% 1.100% 1.750% 2.300% なし なし
新生銀行 0.600% なし 0.850% 0.850% 0.900% 1.000% 1.200% 1.450% 1.900% 1.900%
フラット35 なし なし なし なし なし なし 0.740%〜1.120%  0.740%〜1.120% 0.740%〜1.120% 0.740%〜1.120%

※『じぶん銀行』の固定金利は、当初期間引下げプランの金利を表示しています

※『住信SBIネット銀行』の固定金利は、当初引下げプランの金利を表示しています。

※ 『三菱東京UFJ銀行』は、カブドットコム証券専用の適用金利を表示しています。

※『りそな銀行』は、はじめがお得!当初型プラン(保証料一括前払い型)の金利を表示しています。

※ フラット35は、返済期間が15年以上35年以下。また、取り扱い金融機関によって金利が異なります。ここでは、低金利〜取り扱いの多い金利を表示しています。

※ 固定型の住宅ローン金利は、長期金利をもとに各金融機関が毎月決めています。

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